ベトナムのゴールデンウィーク(GW：4月末から5月初旬の連休）は、ベトナム労働法第112条により、南部解放（戦勝）記念日（4月30日）と国際労働者の日（5月1日）が祝日となっています。そのため、カレンダー上では以下のようになっていました。
- 4月27日（土）：通常の土曜日
- 4月28日（日）：通常の日曜日
- 4月29日（月）：平日
- 4月30日（火）：南部開放記念日
- 5月1日（水）：国際メーデー
- 5月2日（木）：平日
- 5月3日（金）：平日
4月29日の扱いについては、土日と連休との間に平日が挟まっているため、政府は4月29日（月）を振替休日として、5連休とすることを決定しました。公的機関に関しては、4月29日が休暇となり、その週の土曜日が代替出勤日となります。
- 4月27日（土）：通常の土曜日
- 4月28日（日）：通常の日曜日
- 4月29日（月）：平日＝＞祝日
- 4月30日（火）：南部開放記念日
- 5月1日（水）：国際メーデー
- 5月2日（木）：平日
- 5月3日（金）：平日
- 5月4日（土）：通常の土曜日＝＞振替出勤
政府が5連休にすることを決定したのは4月12日。
連休の直前（3週間前）に決定をするスピード感はベトナムらしいです。上記の決定に基づき、在ベトナム大使館、領事館も急遽4月29日(月)を休館するという通知を発表しています。
民間企業については、推奨されるものの、義務ではないため、各企業が自社の取り扱いを決定します。
テト（旧正月）休みについても同様ですが、一般的には民間企業も公的機関の休みに従います。
